白猫のタロットカード・ホワイトキャッツの特徴を写真付きで解説

白猫のタロットカード・ホワイトキャッツの特徴を写真付きで解説 タロットカード

この記事はこんな方にお勧めです。

  • どうせならかわいい猫のタロットで占いたい。
  • スピリチュアルな黒猫もいいけどやっぱり白猫ね。
  • がぜん私はネコ派でイヌ派ではありません。
  • もう見ているだけで癒される猫のタロットが欲しい。
  • ネコの自分勝手な仕草がたまらないの。( *´艸`)フフ

 

癒し雑貨の専門店のマイアースでは、猫の絵柄のタロットカードを何種類か販売しており、どれもそれぞれ可愛い絵柄で特徴があるものです。

以前にそんなタロットカードを、こちらの「猫がかわいいキュートなタロットカード人気のおすすめ3選」でも紹介しました。

今回の記事では、その猫のタロットカードの中でも、特に人気がある白猫が描かれたタロットカード「タロット・オブ・ホワイトキャッツ」の特徴を、詳しく紹介します。

こちらはマルセイユ版になりますが、ウェイト版のタロットカードとの絵柄の違いなども解説しますので、購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

※この記事はこちらのセットを利用して記載しました。
タロットカード 猫セット

 

タロット・オブ・ホワイトキャッツとは

まずは今回紹介するタロット・オブ・ホワイトキャッツとは、どんなタロットカードなのか、その点からご紹介していきましょう。

 

ホワイトキャッツの製造元

今回紹介する「タロット・オブ・ホワイトキャッツ」は、白猫をモチーフにしたとても特徴的なタロットカードデッキとなります。

こちらはタロット発祥の地としても有名な、北イタリアにある「ロ・スカラベオ社(Lo Scarabeo)」が、製造販売しているタロットカードです。

ロ・スカラベオ社は、タロットカードに限らず、タロットクロスやポーチなど、タロット占いに欠かせない製品の多くを、製造販売しているメーカーです。

特にそのカードの品質の良さから、プロのタロット占い師に愛用されいるものも多く、世界的に人気の「RWS(ライダー・ウェイト・スミス)」の名前を関したタロットカードを販売していることでも有名です。

タロットカードの本場北イタリアのロ・スカラベオ社

 

タロットカードの種類

一般的に利用されているタロットカードのほとんどは、「ウェイト版(ライダー版)」「マルセイユ版」の2種類に別れています。

日本でタロットカードというと、多くの人がウェイト版の絵柄を連想しますが、こちらのタロット・オブ・ホワイトキャッツは、マルセイユ版のタロットカードとなります。

マルセイユ版は活版印刷の登場と共に、16世紀に広がったタロットカードの種類です。

現在では、こちらのホワイトキャッツの白猫のように、色々なモチーフを主体としたものが販売されており、その種類の豊富さは数え切れないほどです。

タロットカードの種類については、こちらの「失敗しないタロットカードの種類と選び方!マルセイユ版の絵柄も紹介」で、詳しく解説しています。

 

カードのサイズについて

タロットカードには、一般的にタロット占いで利用されるスタンダードなサイズから、大きめのグランデカード、小さめのミニカードなどがあります。

こちらのタロット・オブ・ホワイトキャッツは、標準的なスタンダードサイズ(120×66mm)と、ミニサイズ(80×45mm)のカードが販売されています。

ミニサイズは、人気のある種類だけが特別に製造されるので、そんなところからも、この白猫のタロットカードの人気が伺いしれます。

ミニカードの特徴は、手のひらに収まるサイズなので、持ち運びにはとても便利ですが、占いにはちょっと不便で扱いにくい点もありますので、初めてタロットカードを購入される方は、スタンダードサイズを選んでください。

 

白猫がかわいいホワイトキャッツの特徴

それでは、ここからはそんなタロット・オブ・ホワイトキャッツの特徴を、いくつかご紹介していきましょう。

なお、こちらで紹介するのは、スタンダードサイズのカードの特徴となりますので、その点はご了承ください。

 

白猫を擬人化したかわいい絵柄

タロット・オブ・ホワイトキャッツの一番の特徴と言えば、もちろん白猫を擬人化した特徴的な絵柄でしょう。

マルセイユ版やウェイト版のオーソドックスな絵柄と比べても、なんとも可愛らしい感じです。

特に笑ってしまうのは、大アルカナの「0:愚者」のカードだけがなぜか、犬が描かれている点です。

猫から見たら犬が愚者に見えるのでしょうか?(笑)

白猫のタロットカード ホワイトキャッツ 愚者のカード

 

小アルカナもわかり易い

またこの白猫のタロットカードは、マルセイユ版ではあるものの、小アルカナのカードがウェイト版(ライダー版)と同じ構成で描かれています。

本来マルセイユ版のタロットカードは、小アルカナはワンド、ペンタクル、ソード、カップなどの象徴が描かれていることが多く、トランプのようなカードです。

ですがこのタロット・オブ・ホワイトキャッツは、ウェイト版のタロットカードの絵柄を踏襲しているので、小アルカナの意味が読み取りやすいといえるでしょう。

ですから、一般的なウェイト版の解説書を参考にして、解釈などを読み取ることが出来るので、初心者の方でも安心してお使いいただけます。

ウェイト版とホワイトキャッツのワンドの6

 

カードの枠の六ヵ国語表示

この白猫のタロット・オブ・ホワイトキャッツに限らず、ロ・スカラベオ社のカードでは、カードの枠に「カード名」が何ヵ国語かで印刷されています。

このカードには、英語、イタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、オランダ語の六ヵ国語で表記されており、一目でどんな種類か解るようになっています。

ただ、お解りのように日本語の表記は無いので、日本人にはちょっと役に立たないですね。でも、これはこれで、おしゃれな感じもします。w

このカードの表記については、ロ・スカラベオ社で順次廃止される方向でリニューアルが進んでいるので、この特徴はいずれは消えていくでしょう。

ホワイトキャッツタロットカード 六ヵ国語表記

※この記事はこちらのセットを利用して記載しました。
タロットカード 猫セット

 

大アルカナの絵柄と特徴

では実際にタロット・オブ・ホワイトキャッツ大アルカナカードの絵柄を見て行きましょう。

 

0~9のカード

まずは大アルカナカードの「0愚者、1魔術師、2女教皇、3女帝、4皇帝、5教皇、6恋人、7戦車、8正義、9隠者」の10枚です。

最初にも申し上げたように、マルセイユ版の構成なので、「8正義」で「11力」となります。

どれも殆どがウェイト版の構図を活かして、キャラクターを白猫にしたデザインとなっています。

全体的な特徴としては、水彩画のように明るい色彩なので、タロット占いをしていてもポジティブな占いが出来そうですね。

白猫のタロット・オブ・ホワイトキャッツ 大アルカナ 0~9

 

10~19のカード

続いては、大アルカナカードの「10運命の輪、11力、12吊るされた男、13死神、14節制、15悪魔、16塔、17星、18月、19太陽」の10枚です。

10番の「運命の輪のカード」については、絵柄が元祖マルセイユ版や、タロットの起源となったヴィスコンティ・スフォルツ版に近い感じがします。

また13番の「死神のカード」についても、鎌を持っている姿は、マルセイユ版ならではのデザインだといえるでしょう。

ただ、きっとこの死神も、白猫が骸骨になっている姿だとは思うのですが。。。さすがにそこまでは描けなかったんですかね。w

白猫のタロット・オブ・ホワイトキャッツ 大アルカナ 10~19

 

20、21のカード

そして最後の「20審判、21世界」の2枚のカードです。

今回は絵柄の雰囲気の違いや、それぞれの特徴なども分かるように、タロット・オブ・ホワイトキャッツと、ライダー・ウェイト・スミスの2種類を並べてみました。

こう眺めてみると、同じカードでもかなり構図が違っていることが解ります。特に「審判のカード」では猫がラッパを吹いて、白猫の天使たちが飛び去っていく様子です。

それに、21番の「世界のカード」も、世界を取り巻く聖獣が、全て猫になっています。さすが白猫をチーフにしているタロットカードですね。w

白猫のタロット・オブ・ホワイトキャッツ 大アルカナ 20、21 ウェイト版カード比較

 

小アルカナの絵柄と特徴

それでは引き続き、タロット・オブ・ホワイトキャッツの小アルカナカードも見て行きましょう。

 

ワンド(棒)のカード

まず特徴的なのは、ワンドの火のエレメントを象徴していてる、赤色の衣服をまとった白猫たちです。

こうやって全て並べてみると、その赤い衣がとても印象的に描かれているのが良く解りますね。

小アルカナの絵柄は、最初の特徴でもお話ししたように、ウエイト版の絵柄を踏襲しているので、それぞれがウエイト版と同じような構図で描かれています。

あえて見た感じの印象を言うと、主役の白猫が比較的大きく描かれている感じがするので、その点は見やすいのではないでしょうか。

白猫のタロット・ホワイトキャッツ 小アルカナ ワンド

 

ペンタクル(金貨)のカード

続いてペンタクルは「金貨(コイン)」の意味ももつ小アルカナなので、金のエレメントを表す黄金色が全体で使われています。

これもワンド同様に、エースのカードは白猫がペンタクルと戯れているような、そんな絵柄となっています。

そして少し気になった特徴は、「ペイジ(小姓)のカード」に立派な盾が描かれている点です。

ウェイト版でも、ペイジのカードに盾が描かれているカードはありませんし、道化のような衣装もとこか意味深げだと感じます。

白猫のタロット・ホワイトキャッツ 小アルカナ ペンタクル

 

ソード(剣)のカード

そしてウェイト版でも怖い印象が強い、ソードの小アルカナカードも見て行きましょう。

ソードは風のエレメントですから、すべての白猫たちが水色の衣を纏っています。

特徴的なのは、このソードのエースのみ、擬人化された騎士としての白猫が登場して、まるで忠誠を誓うかのような、神妙な姿が描かれています。

これはタロット・オブ・ホワイトキャッツのケースにも使われている絵柄ですが、ちょっと犬っぽい感じがするのは私だけでしょうか。w

白猫のタロット・ホワイトキャッツ 小アルカナ ソード

 

カップ(聖杯)のカード

タロット・オブ・ホワイトキャッツの小アルカナ、最後を飾るのはカップのカードです。

カップは水のエレメントですから、水を表す青色と森を意味する緑色が、混ざり合うかのように描かれているのが特徴的です。

このカップの構図も、一般的なマルセイユ版と異なり、ウェイト版の絵柄でまとめられていますから、その意味は解りやすいでしょう。

ここまですべての小アルカナカードをご覧いただきましたが、すべてが白猫が主役の明るく色彩のカードなので、占いもとても楽しめそうです。

白猫のタロット・ホワイトキャッツ 小アルカナ カップ

 

ホワイトキャッツを手にしてみて

ここまで白猫のタロットカードである、タロット・オブ・ホワイトキャッツを詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

猫たちの不思議の国へ

タロットカードでは、大アルカナ0番の愚者のカードが、左手に白薔薇をもっており、その白薔薇が純粋な心を表します。

それと同じで、白猫をモチーフにしたタロット・オブ・ホワイトキャッツは、猫たちが持つような、純粋無垢で気ままな性格を表している気がします。

それは見ているだけで、そんな無邪気な猫たちに癒されるような、そんなタロットカードだと言って良いでしょう。

ですから、ぜひあなたもこのカードが気になったなら、手に取ってそんな猫たちの世界で一緒に楽しんでみてください。

するとまるで、不思議の国に迷い込んでしまったような、そんな心癒される体験が出来ることでしょう。

※この記事はこちらのセットを利用して記載しました。
タロットカード 猫セット

 

タロットカードの初心者におすすめのセットと解説本を詳しく紹介
タロット占い初心者の人は、最初はどんなタロットカードを選べばよいか迷いやすいものです。こちらのセットは、初めてタロット占いをする方が、カードや解説本選びで失敗しないように、必要な5種類のアイテムをセットにしました。定番のカード、人気の本、タロットクロス、ポーチなど、さらに浄化用のセージまで付いています。