タロット占いを勉強したいと思って、ネットで通信講座やスクールなどを調べても、かなり高額なことが多いですよね。
確かに、タロット占いを学んで、その後占い師として独立しようと思うなら、それも必要かもしれません。
ですが、まずは自分で始めてみないと、本当にプロを目指せるのかも解らないし、最初からそれほど多くの費用もかけるのに、抵抗がある方もいるでしょう。
そこで今回は、短期間に独学でタロットカード占いを習得するための教材セットを紹介します。
タロットのスクールや通信教育などよりも、もっと手ごろに始められる、タロット占いの独学勉強法です。
基本はタロットカードと解説書
まずは教材セットについて紹介する前に、タロット占いを始めるために、最低限必要な2つの物からお話ししましょう。
最重要はタロットカード
もちろんですが、これからタロット占いの勉強を始めようとするなら、最も必要な物はタロットカードのデッキです。
ただここで注意が必要なのが、通信教育などのセット教材では、そのスクールの独自のタロットカードを推奨するところがあります。
すると、そんなタロットカードのデッキは、オリジナルの絵柄で作られていることもあり、世界中で標準ともいえるカードデッキでは無かったりするのです。
せっかくタロット占いを始めようと思っても、それでは最初から躓いてしまったも同然だといえるでしょう。
ですから、まず使用するタロットカードは、世界中で人気のウェイト版のタロットカードであることがおすすめです。
※定番ともいえる人気のウェイト版タロットカード
タロット占いの教科書が必要
カードは手にしたものの、どうやって独学で勉強すればいいのか解らず、ネットでの色々と調べて学んでいく。
今回の紹介するようなタロット占いの教材セットを利用しなくても、突き詰めれば、我流で占いのやり方は習得できると思います。
ですが、あなたがタロット占いの初心者で、これから勉強しようと考えているなら、まずは初心者向けの解説書を用意して、タロット占いの基礎から身に付けてください。
何を始めるにしても、基本や基礎はとても大切。それから色々な情報を参考にするのは良いのですが、最初からすべてが継ぎはぎでは、結果的に占いへの自信も持てません。
なので、まずは教科書ともいえる、タロット占いの入門書をもとに勉強するのがベストです。
独学で勉強するための教材セット
タロット占いは、必ずしもスクールや通信講座などで学ぶ必要はありません。
ここでは今回紹介する、タロット占い教材セットの中身について、簡単に紹介しましょう。
独学での勉強は出来ることから
多くの人はタロット占いを勉強しようと思ったときに、何から始めて良いのか解らないために、スクールや通信講座の受講を考えます。
ですが、タロット占いは素人でも比較的簡単に始められるカード占いなので、初心者向けのテキストともいえる、タロット占い入門書があれば独学で習得できます。
最初からプロを目指なら、高額の投資をしてスタートすることも、決して間違いではありませんが、まずはハードルを下げて、自分で勉強してみることから始めるのが良いでしょう。
特にタロット占いが、自分に合っているものかまだ自信が無いのなら、なおこのと、そんな身近な勉強法からスタートするのがおすすめです。
紹介する初心者向けのセットについて
それではまずは、今回使い方を解説する「タロットカードマスターセット」の中身から紹介しましょう。
- タロットカード 1デッキ
- タロット占い入門書 2種類
- タロットクロス
- タロットポーチ
- ホワイトセージ
これは対面でクライアント(相談者)と向き合って、本格的なタロット占いをする上で必要な、すべての資材となります。
プロのタロット占い師の方も、数多く利用しているものですから、まずはこの教材セットを準備すれば間違いありません。
※教材セットの内容
独学でタロット占いを勉強するステップ
では早速、こちらの教材にセットになている、タロット占いの入門書を使って、タロットの勉強を始めて行きましょう。
タロットの勉強で準備する物
まずは準備するものは、こちらの「タロットカードマスターセット」に入っている、タロットカードとタロット占い入門書です。
タロットカードは最初に紹介したように、ウェイト版の「A.E.Waite プレミアム」を使用します。
また、入門書は2冊あるうちの1冊、「はじめての人のためのらくらくタロット入門」を手元に準備しまっしょう。続編については、また後程紹介します。
そして予め、教材セットのタロットクロスも引いて、カードが傷つかないように用意しましょう。
※今回利用するタロットカードと解説書
最初は大アルカナで占う
タロットカードは78枚がセットになっていますが、大きく大アルカナと小アルカナの2種類に分けることが出来ます。
まず初心者が独学で学ぶら、22枚の大アルカナカードを使って、タロット占いを始めることからスタートしましょう。
ここで利用する「はじめての人のためのらくらくタロット入門」には、この大アルカナカードの正位置と逆位置の意味と共に、タロット占いのやり方が詳しく記載されています。
58ページの、タロット占いの基本を開いて、シャッフルのやり方から勉強していきましょう。
※タロット占い入門書の58ページでシャッフルから勉強する
多彩なスプレッドを学ぶ
タロット占いでは、多彩なスプレッド(カードの並べ方)を使い、占いをしていきますが、この入門書では、順を追って占いに慣れるように習得しています。
シンプルな1枚引きのワンオラクル、そして2枚引きのツーオラクル、ツーマインド、さらには、3枚のトライアングル。
そこまで出来るようになれば、タロット占いのプロも利用する、本格的なヘキサグラムなどでも占えるようになります。
この教材セットは、シンプルな占いから順番に取り組んでいくことで、独学でも無理なく習得できるようにしています。ですから、入門書のページを飛ばすことなく、順を追って勉強していきましょう。
※トライアングルまでできれば、あともう少しでヘキサグラムです。
タロット占いでの解釈について
タロットカードのシャッフルのやり方や、スプレッドの並べ方などが解れば、あとは練習あるのみです。
そこでタロット占いで、カードの意味を読み取る占いの解釈について、どのように勉強していくかも見て行きましょう。
入門書のケーススタディで勉強
まずは、先ほどの「はじめての人のためのらくらくタロット入門」に載っている、ケーススタディを参考にしてください。
こちらの入門書では、22枚の大アルカナの正位置や逆位置の意味と共に、それぞれのスプレッドで占った際のケーススタディーが記載されています。
例えば、恋愛相談での実例や、仕事の相談での実例など、いくつもの実例で、カードの意味をどのように読み取り、解釈すればいいのかを勉強します。
この作業は、スプレッドが複雑になるほど、面白くなって来るので、楽しみながらご覧になってください。
教えてくれる人がおらず、独学でタロットカードの解釈を勉強する時に、この入門書のケーススタディがとても役立つのです。
※教材セットの入門書のケーススタディで解釈の仕方を勉強します。
自分を占うことで意味を読み取る
続いては、自分自身の悩み事などを占い、開かれたカードの意味を読み取っていきましょう。
本番のタロット占いでは、全く相手の情報を知らない状態で、直感でタロットカードの意味を読み取っていきます。
そのためには、ある程度カードの意味を読み取ることを、習熟する必要があります。ですから、その前段階として、自分を占うことで練習するのです。
自分の問題を占うのなら、多くの情報を持った状態で占えるので、カードが開かれたときに、そのカードの意味を自分の現状に照らし合わせ、比較的読み取り易くなります。
カードを解釈する勉強は、入門書に書かれたカードの意味を見ながら、色々なスプレッドで自分を占うことから始めてみて下さい。
いよいよ友達や家族を占う
ではいよいよ、タロットで他人を占うことを始めますが、ここで要注意です。
独学でタロット占いの勉強を初めて、まだ占いに習熟していない段階なので、否定的なことを言われそうな家族や友人は避けましょう。
タロット占いをしていると、中には占った結果に対して否定的な回答をしてくる人がいます。特にそれは無料で占った、家族や友人に多いことです。
ですから、あくまでテスト段階だと思って、否定的なことを言われても、決して凹まないように軽く受け流しましょう。
大アルカナ22枚での占いなので、それほど解釈に迷うことはないと思いますが、死神や悪魔のカードが出ることもあるので、気にしないことです。
本格的な小アルカナを使った占い
ここまでくれば、大アルカナ22枚での占いにも自信が付いてくるでしょう。そしたらいよいよ、本格的な小アルカナ56枚を含めたタロット占いです。
小アルカナの占いも、シャッフルやスプレッドは共通ですから、カードを足して、同じように勉強していけばOKです。
カードの意味は、教材セットの2冊目の「続・はじめての人のためのらくらくタロット入門」に詳しく載っていますので、そちらを見ながら解釈していきましょう。
こちらの書籍には、さらに複雑なスプレッドの「ケルト十字」や「ホロスコープ」なども紹介されているので、占いの幅も広がるでしょう。
独学でもここまで習得できれば、十分プロとして通用するレベルになってきます。
※小アルカナ56枚の意味も詳しく記載されています。
タロットカードの保管と浄化
タロット占いが終わったら、カードを長く使うためにも、こまめに浄化して大切に保管しましょう。
タロットカードの浄化について
タロットカードの浄化は、こちらの「タロットカードマスターセット」に付随している、ホワイセージを利用すればOKです。
浄化のやり方を、灰皿など用意して、ホワイトセージに火を点けて吹き消します。そしたら立ち上る煙にカードを2,3度潜らせれば完了です。
浄化のタイミングは、基本的に自分が気になった時で良いので、時折カードのエネルギーをリセットする気持ちでやってみて下さい。
こんな気遣いも、スピリチュアルなワークであるタロット占い一部ですから、独学で勉強する以上はシッカリ心得ておきましょう。
※タロットカードの浄化方法も付いたホワイトセージ
タロットカードの保管について
保管については、こちらの教材セットに、タロットの本場イタリアのロ・スカラベオ社のタロットポーチが付いていますので、その中に大切にしまっておきましょう。
タロット占いに慣れてくれば、友達同士のパーティーや、地域で開催されているイベントなどで占うことも、出てくるかもしれません。
そんな時にも、綺麗なポーチに入れて持ち運べば、それだけで周りの人の占いへの信憑性や、信頼感もUPするものです。
特にプロとして活動するとなると、そんな雰囲気作りや見た目も大切な要素ですから、最初からそれが普通であるようにしておきましょう。
※タロットポーチはセンシュアルウィッカです。
プロの占い師として活動したいなら
いかがでしたか?ここまで独学でタロット占いを勉強するための教材セットについて、その使い方を詳しく解説してきました。
無料から有料への切り替え
タロット占いを勉強していき、人のタロット占いをするようになると、意外と自分のタロット占いが当たり、喜ばれるようになるでしょう。
そして次第に人伝手で紹介されるようになり、気が付いたら初対面の人にも、タロット占いをしていたなんてことになるかもしれません。
もちろんそれを、無料でやってあげても良いのですが、ある程度したら、少額でも有料で行う方が良いかもしれません。
それは、お金を払っていただいた方が、受ける方も真剣に占いに望んでくださり、アドバイスも尊重していいただけるからです。
スピリチュアルな能力を開花する
本来ならこんな風に、「身近な人を占っていたら、自然と占い師として声が掛かるようになった。」というのが、一番理想的な流れです。
独学でタロット占いを勉強するのであっても、この教セットを利用して、段階を踏んで進めていけば、無理なく学んでいくことが可能です。
タロット占いは多くの人が思っているほど、難しい物でもありませんので、自分のやってみたいとう気持ちを大切に、最初の一歩を踏み出してみて下さい。
あなたの中のスピリチュアルな能力は、そんな切っ掛けによってこそ花開いていくのです。